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登録日: 2008.01.20 記事: 2492
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日時: Mon Jun 30, 2014 4:08 pm 記事の件名: 龍馬の手紙など寄贈 京都養正社、霊山顕彰会に |
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霊山歴史館(京都市東山区)を運営する霊山顕彰会はこのほど、維新の志士の顕彰団体「京都養正社」から所蔵史料49点の寄贈を受けた。坂本龍馬や中岡慎太郎の書状などがあり、修復作業を終えた後、9月10日から同館の特別展で公開する。
京都養正社は1876年、長州出身の木戸孝允と槇村正直が設立した。後に財団法人となり、志士の子孫から寄せられた史料の展示会や祭礼を営んできたが、役目を終えたとして今年4月に解散した。同館は1970年に同社から史料の寄託を受けて管理し、機会ごとに公開してきたが、同社解散に伴い、一括して譲り受けることになった。
寄贈された史料には、土佐藩士の本山只一郎に対し、龍馬が運んできたライフル銃の購入と藩論統一の決議を促す手紙や、中岡が土佐藩に武力討幕の決起を求めた有名な書状が含まれる。他にも高杉晋作愛用の銅盆や土佐脱藩前夜の吉村寅太郎の詩書などがある。
木村幸比古副館長(65)は「遺族から寄せられた第一級の史料群で寄贈はありがたい。志士の思いが詰まった品々を次世代に伝えていきたい」と話している。 |
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