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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Fri Sep 08, 2017 6:10 pm 記事の件名: 金剛流の若手が社寺で野外能 初回は京都・伏見稲荷 |
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能楽金剛流の若宗家・金剛龍謹(たつのり)さん(29)と若手能楽師たちが京都の社寺で能を野外上演する「夕暮れ能」の取り組みを始める。初回は8日午後5時から伏見稲荷大社(京都市伏見区)の神楽殿で開く。龍謹さんは「今後も定期的に開きたい。能を気軽に親しんでもらえる場に」と話す。
金剛能楽堂財団の主催。2020年の東京五輪、パラリンピックに向け、観光客が京都を楽しむ機運を盛り上げようと、龍謹さんらが企画。初回の会場として、海外からの旅行者に人気の高い同大社を選んだ。
演目は稲荷明神が登場する「小鍛冶(こかじ)」と天の羽衣伝説に由来する「羽衣」。神楽殿の舞台の前にはいす席も設けるが、立ち見での鑑賞もできる。龍謹さんは「初回は金剛流らしい、動きが多くて華やかな演目を選んだ。夕闇に溶けていく能の幽玄を味わってほしい」と話す。
無料。雨天決行。問い合わせは金剛能楽堂075(441)7222。 |
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