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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Tue Aug 01, 2017 4:52 pm 記事の件名: 世界最大級の花が開花 京都薬用植物園、4日まで公開 |
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花の大きさが世界最大級の植物ショクダイオオコンニャクが1日、武田薬品工業の京都薬用植物園(京都市左京区)で開花した。関西初で、国内では16例目。高さ1メートルほどの赤紫色の燭(しょく)台のような独特の形状を持ち、スケールの大きい魅惑的な美しさを見せている。
インドネシア・スマトラ島原産のサトイモ科の植物で、絶滅の恐れがあるとされている。同園が開園した1933年に種芋を入手、慎重に栽培してきた。70年以上たった2010年にようやく直径20センチほどに成長したため、植え替えて温室で管理してきた。
花は中心部にある突起状の「花序」と、それを包むラッパ状の「苞(ほう)」で構成。花序は薄黄色で虫をおびき寄せるための腐敗臭を放ち、苞(ほう)は直径90センチほどに開いている。2日程度でしぼむといい、栽培を担当する坪田勝次さん(49)は「OBから引き継いできたので感無量。植物の偉大さを感じてほしい」と話した。
同園は非公開施設だが、4日までショクダイオオコンニャクのみ特別公開する。午前10時〜午後3時。申し込み不要だが、自家用車での来園は不可。075(781)6111。 |
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