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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Sun Jul 30, 2017 4:12 pm 記事の件名: 能楽・片山家に伝わる品々、京都で一般公開 |
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能楽観世流シテ方の片山家に伝わる品々を一般公開する「能装束・能面展」が28日から京都市中京区の京都文化博物館で始まった。
片山家能楽・京舞保存財団(東山区)が毎夏、所蔵品の虫干しに合わせて開く恒例行事。「継承の美」をテーマに、面や装束をはじめ、腰帯や鬘(かずら)帯、神や天女を演じる際、頭に着ける「天冠(てんがん)」など約60点を展示し、京舞井上流の舞扇も並んだ。
装束は、桃山時代から伝わる唐織や、今春新調したばかりのものまで幅広い年代の品を集めた。江戸後期の長絹や縫箔(ぬいはく)は、現代の舞台で使われている「写し」(復元品)と並べられ、色合いの変化などが年月の積み重ねを感じさせた。
30日まで。午前10時から午後6時(最終日は5時)まで。30日午後2時からは当主の片山九郎右衛門さんによる講演と装束の着付けについてのレクチャーもある。無料。 |
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