管理人 Site Admin
登録日: 2008.01.20 記事: 2538
|
日時: Tue May 02, 2017 4:53 pm 記事の件名: 「ヒマラヤの青いケシ」今年は1輪 京都府立植物園 |
|
|
京都市左京区の府立植物園で、「ヒマラヤの青いケシ」の別名で知られる「メコノプシス・ベトニキフォリア」が開花した。今年は1輪のみ花を咲かせていて、透き通るような青い花が温室内で存在感を放っている。
メコノプシス・ベトニキフォリアは、中国南西部からヒマラヤにかけての高山地帯に生えるケシ科の多年草。継続して咲かせることは難しく、植物園では例年、北海道や長野県の栽培地から仕入れた苗を育ててきた。
だが、温暖化の影響などで苗の入手は年々困難になっているといい、植物園では今シーズンは入荷がゼロに。園内で保存していた昨シーズンの株が開花したため、今年の展示が可能になった。
やや下向きに咲いた花は直径約10センチ。見頃はこの2〜3日といい、植物園では「今年の展示は半ば諦めていたが、無事に花開いた株があってよかった」としている。入園料と温室観覧料が必要。 |
|