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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Thu Nov 24, 2016 5:06 pm 記事の件名: 月はおぼろに−「祇園小唄」風情を継ぐ 京都、舞妓が碑に献花 |
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京都の風情を詠み込んだ歌謡曲「祇園小唄」を顕彰する「祇園小唄祭」が23日、円山公園(京都市東山区)にある歌碑の前で開かれた。舞妓2人が愛らしい声で歌詞を朗読し、碑に献花した。
祇園小唄は作詞家長田幹彦の作品で、昭和5(1930)年に映画の主題歌として発表され大ヒットした。京の四季や舞妓の心情を盛り込み、五花街でも舞踊曲として親しまれている。
祇園小唄祭では、祇園東の舞妓富久春さん(19)と富津愈(ゆ)さん(19)が、「月はおぼろに東山」で始まる歌詞を読み、花束を碑にささげた。さらに歌詞カード200枚を配り観光客らにPRした。2人は「祇園小唄は花街で最初に習う曲。これからも大切にしていきたい」と話した。
歌碑は1961年11月23日に建立された。同祭は2003年から京都伝統伎芸振興財団(おおきに財団、東山区)などが開いている。 |
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