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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Mon Nov 21, 2016 3:43 pm 記事の件名: 龍馬ら直筆書簡、時代映す 国会図書館関西館、所蔵30点展示 |
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京都府精華町精華台の国立国会図書館関西館で18日、政治家や幕末の志士、教育家や実業家らの直筆を紹介する企画展示「続・あの人の直筆」が始まった。坂本龍馬や新島襄ら偉人の筆跡や時代背景も伝える館所蔵資料約30点が並んでいる。
坂本龍馬の書簡(1867年)は、海援隊の盟友で後の外務大臣陸奥宗光に宛てたもので、「商法の事ハ陸奥に任し在之候得バ、陸奥さへウンといへハ」と述べ、商取引について陸奥に全幅の信頼を置いていたことが分かる。
同志社を創設した新島襄の書簡(1889年)は、当時の農商務大臣井上馨に宛てたもので、井上宅の火事見舞いとともに京都に大学の用地7千坪を購入したことにも触れており、大学設立運動に邁(まい)進していた新島の姿がうかがえる。
京都府出身で首相を務めた芦田均の博士論文や、西郷隆盛、西田幾多郎、小林一三、出光佐三らの書簡などもある。12月3日まで(23、27、28日は休館)。企画展示会場の年齢制限はなく、無料。20日は「見学デー」として館内も年齢制限なく見学できる。 |
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