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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Thu Oct 27, 2016 6:22 pm 記事の件名: 秋の彩り、あでやかな舞 京都・先斗町で「水明会」大ざらえ |
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先斗町歌舞会の秋の舞台公演「第103回水明会」を前に、稽古の総仕上げとなる「大ざらえ」が26日、京都市中京区の先斗町歌舞練場で報道陣に公開された。芸舞妓40人が舞台での所作を入念に確かめていた。
優美な祝儀曲の長唄「雛鶴三番叟(ひなづるさんばそう)」で始まり、元禄時代の衣装で軽快な槍(やり)踊りを交えた長唄「水仙丹前」、照明を凝らした清元「芝居小曲集」と続いた。猿と猿回しの深い愛情を子役らが熱演する常磐津「靭(うつぼ)猿」で締めくくる。
日ごろの精進の成果を披露する水明会は1930年から続く伝統行事の一つ。大ざらえでは、関係者が見守る中、芸舞妓が本番さながらにあでやかな舞踊を披露した。
27〜30日の午後4時開演。指定席8千円、7千円。先斗町歌舞会TEL075(221)2025。 |
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