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登録日: 2008.01.20 記事: 2495
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日時: Fri Nov 27, 2015 5:55 pm 記事の件名: 紅葉と寺宝楽しんで 京都・石清水八幡宮門前の神應寺 |
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石清水八幡宮(京都府八幡市八幡)の門前にある神應寺で28、29の両日、紅葉と寺宝を楽しむ「紅葉まつり」が開催される。寺宝の絹本掛け軸「普賢菩薩(ふげんぼさつ)騎像図」(室町時代)を修復後、書院で初公開する。ほかにも、八幡宮と同寺の創建者の姿を伝える重要文化財の行教律師坐(ざ)像(平安時代)など貴重な品々が見られる。
神應寺は石清水八幡宮とほぼ同時期の平安前期に建てられたとされる。豊臣家や徳川家が帰依して栄えたが、明治時代の廃仏毀釈(きしゃく)で衰えた。
本堂や庭は戦後も荒れ放題で、17年前に寺に住むようになった大木祖浄住職(73)と妻の秀子さん(70)が境内の手入れを続けた。現在は紅葉の名所として親しまれている。
まつりは12回目。普賢菩薩騎像図は、普賢菩薩が象の背中に乗っている姿が極彩色で描かれている。大木住職によると、約300年前に信徒から寄進を受けたという。石清水八幡宮とゆかりのある豊臣秀吉の木製座像や、徳川家康ら徳川家代々の位牌(いはい)など十数点も公開する。
午前10時から午後3時まで。拝観無料。神應寺TEL075(981)2109。 |
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