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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Thu Sep 15, 2016 4:19 pm 記事の件名: 「源氏物語」に描かれた雅楽、こんな音色? 京都で企画展 |
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源氏物語で描かれている音楽に焦点を当てた企画展が14日、宇治市宇治の源氏物語ミュージアムで始まった。光源氏が名手だった「琴(きん)の琴(こと)」など琴3種類、琵琶、笙(しょう)など雅楽の楽器13点を展示するとともに、物語で奏でられた楽曲を再現して演奏している。
再現したのは「青海波(せいがいは)」や「胡蝶楽」など5曲。京都市立芸術大日本伝統音楽研究センターの田鍬智志准教授らが文献や古い楽譜を基に録音した。平安時代は現代の雅楽より10倍程度速いテンポで演奏されていたという。
会場では、再現演奏が解説付きの映像に合わせて流れている。「源氏絵鑑帖」(江戸時代)の演奏場面などのパネル10枚が並ぶ。
源氏物語では登場人物が奏でる楽器や楽曲が細やかに書かれ、人物表現や心理描写で、音楽が効果的、魅力的に使われている。当時の音楽や物語での意味を知ってもらおうと、企画した。
11月27日まで。月曜(祝日の場合は翌日)休館。10月2日午後1時半から田鍬准教授らが演奏を交えて講演する。入館料が必要。問い合わせは同ミュージアムTEL0774(39)9300。 |
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