管理人 Site Admin
登録日: 2008.01.20 記事: 2533
|
日時: Sat Aug 06, 2016 4:49 pm 記事の件名: 烏丸半島のハス消滅、再生へ移植視野 滋賀県と草津市 |
|
|
滋賀県草津市の烏丸半島でハス群落が消滅している問題で、滋賀県と市の関係者会議が5日、市役所であり、原因調査や再生に向けた方針を確認した。市はハスの育苗に取り組んでおり、将来的な移植を目指す。
県と市の職員14人が出席。7月27日に6地点で行われた現地調査の結果が報告された。特に湾奥の地点では、腐敗した地下茎が多く、湖面の葉も皆無だった。近年に繁殖した湾外では、やや生育している地点もあったという。
「食害や寿命、病気など、現段階で原因は特定できない」として、専門家の協力を得ながら調査を続ける方針。また、岐阜県海津市の公園などでもハスが生育不良となっており、情報交換を進める。
本来ハスは自生しているが、市は移植を視野に入れて、水生植物公園みずの森で種子から苗の育成を始めている。ただ移植に適するまで成長するには2、3年かかるという。市の竹村徹環境経済部長は「ハスは市や県にとって貴重な観光資源。再生に向けて中長期的に取り組みたい」としている。 |
|