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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Sun Jul 31, 2016 7:51 pm 記事の件名: オニバス、2年ぶり開花 京都府内唯一の自生地亀岡で |
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京都府の絶滅寸前種のオニバスが、府内唯一の自生地である亀岡市馬路町の平の沢池で2年ぶりに開花した。鮮やかな紫色の小さな花が水面から顔を出している。
オニバスはスイレン科の一年草。葉は直径1〜2メートルほどの大きさに成長する。
花茎が葉を突き破って伸び、夏になると直径4センチほどの花を咲かせる。外側に小さなとげがある。花の色は「古代紫」と呼ばれる。ヒグラシの鳴き声が響く中で、野趣あふれるハスの姿を楽しめる。
地元住民でつくる「オニバスを守る会」は今夏、オニバスの写真付きの案内表示板を初めて作った。近くの農産物直売所などに設置し、観光客らにPRしている。
林隆三会長(81)は「昨年は大雨で開花しなかったが、今年は葉も多く、たくさん咲いてくれるだろう」と期待する。開花は8月末ごろまで。 |
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