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登録日: 2008.01.20 記事: 2542
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日時: Tue Aug 02, 2016 4:26 pm 記事の件名: お茶屋にあいさつ、はんなりと 「八朔」祇園の芸舞妓 |
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夏本番を迎えた花街で芸舞妓が師匠やお茶屋へ感謝の思いを伝える「八朔(はっさく)」が1日、京都市内であった。厳しい暑さのなか、日傘を手にした黒紋付き姿の芸舞妓が涼やかに町を歩き、あいさつに回った。
東山区の祇園では午前中から多くの芸舞妓が町を行き交い、華やかな雰囲気に包まれた。同区末吉町のお茶屋にも芸舞妓たちが次々と訪れ、「おめでとうさんどす。どうぞ相変わりませず、おたの申します」とあいさつし、おかみたちと会話に花を咲かせた。芸舞妓が外に出て次のお茶屋へ歩き出すと、路上では多くの人がカメラを向けていた。
八朔は、もとは旧暦の8月1日に農家が豊作を祈る習わしとされる。花街では新暦に合わせて、日ごろ世話になっている人を訪ねてあいさつする行事として息づいている。 |
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