管理人 Site Admin
登録日: 2008.01.20 記事: 2533
|
日時: Mon Dec 14, 2015 4:56 pm 記事の件名: 江戸時代から源氏物語観光 京都・宇治、当時のガイド本も |
|
|
江戸時代の観光ガイドブックに当たる「都名所図会(ずえ)」や屏風(びょうぶ)絵などを通して、源氏物語の影響をひもとく企画展「『源氏』的なるものと宇治」が、京都府宇治市宇治の源氏物語ミュージアムで開かれている。宇治が源氏物語ゆかりのまちとして多くの人に知られるようになった江戸時代の史料なども展示している。
宇治市歴史資料館との合同企画。貴族など特定の人の間で親しまれていた源氏物語が広く普及したのは、江戸時代に出版文化が花開いたことによる。源氏物語のダイジェスト本などが大量に出版され、同時に庶民の間で伊勢参りなど旅が人気となり、「宇治十帖(じゅうじょう)」の舞台である宇治が観光地として注目を集めた。
市歴史資料館の所蔵品を含めた43点を、期間中、展示替えをしながら紹介する。源氏物語の粗筋をまとめた梗概書(こうがいしょ)「源氏小鏡」や、ゆかりの古跡などを載せたガイドブック「拾遺都名所図会」、源氏物語の名場面を描いた「源氏絵鑑帖(かがみちょう)」は全期間通して展示する。
2月14日まで。月曜(祝日の場合は翌日)と12月28日〜1月1日は休館。入館料が必要。 |
|