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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Thu Dec 10, 2015 4:46 pm 記事の件名: 説明板、外国人客対応へ 源氏物語ミュージアム |
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源氏物語ミュージアム(京都府宇治市宇治)を運営する宇治市は9日、増加する外国人観光客に対応するため、複数の外国語による説明板設置などに乗り出すことを明らかにした。2018年に迎える開館20周年記念のリニューアル事業の一環として行われる予定。
宇治市の観光客は年々増加し、昨年は520万人を突破した。市商工観光課によると「外国人客も比例して増えている」という。
同ミュージアムでも外国人観光客に対応するため、開館10年を迎えた08年9月に3カ国語による音声ガイドの貸し出しを開始した。09年度は英語802件、中国語612件、韓国語72件の利用に対し、14年度には英語1050件、中国語2800件、韓国語171件と利用が急増しているという。
会場内に設置された展示物や物語の解説をする説明板は日本語のみ。同ミュージアムは「源氏物語は世界各国で翻訳されている。展示物を通して物語世界の理解に役立ててもらうため、英語や中国語などによる説明板の設置も検討したい」と話す。また、玄関などの場所を示す案内板は、すでに日本語に加えて英語、韓国語、中国語でも表記しているが、中国語による表記を北京語、台湾語など、よりきめ細やかにすることも考えているという。
このほか、映像展示室で上映している短編映画「浮舟」「橋姫」に続く第3弾の短編映画の製作も検討していることを明らかにした。 |
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