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戦略家、秀吉を裏付け ポルトガル「エヴォラ文書」複製初公開

 
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登録日: 2008.01.20
記事: 2492

記事日時: Wed Sep 30, 2015 5:19 pm    記事の件名: 戦略家、秀吉を裏付け ポルトガル「エヴォラ文書」複製初公開 引用付きで返信

 安土桃山時代に日本からポルトガルへ渡った屏風(びょうぶ)の下張りの紙に記されていた「エヴォラ文書」の複製品の一部が、10月4日に京都市上京区の仁風庵の講演会で初公開される。豊臣秀吉の天下統一戦略を読み解く史料もあり、文書の修復事業に取り組んだ星槎(せいさ)大教授のエッセイスト、伊藤玄二郎さんは「400年の時を超えた発見を京都の人にもぜひ見てほしい」と話している。

 同文書は、戦国時代に来日した宣教師が土産としてポルトガルに持ち帰った屏風の下張り紙に使われていた。当時の日本の状況が記されている文書もあったが、劣化を知った伊藤さんを中心に保存プロジェクトが始まった。京都国立博物館の文化財保存修理所で修復して、文書の原本はポルトガルへ戻した。さらに、それらの文書を複製。その中から本能寺の変(1582年)後の秀吉の動向を記した文書を中心に約10点を公開する。

 1583年の秀吉側近の書状では、柴田勝豊に長浜城を開城させた秀吉の上洛日程をほかの家臣に問い合わせ、急がせる内容が読み取れる。1585年の書状は、北陸で佐々成政と争う中で、加賀松任町(現在の石川県)の町民が佐々側に売るはずの馬を秀吉方に引き渡すことを示した内容。秀吉の調略が地域に行き渡っていたことが分かるという。

 ほかに、イエズス会の巡察使ヴァリニャーノの講義録やルイス・フロイスの手紙などの複製も展示する予定。伊藤さんは「明智光秀を討ってからの秀吉の動きを文書からみると、秀吉がいかに戦略家であり、政治家であったかよく分かる」と話している。

 伊藤さんが文書の内容について解説する講演会「仁風庵 星槎塾 はなしの玉手箱」は4日午後2時からで事前申し込み制。定員50人、会費2500円。申し込みは仁風庵TEL075(441)7403。
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