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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Tue Oct 13, 2015 5:51 pm 記事の件名: 紫式部テーマ企画、時雨殿と連携 源氏物語ミュージアム |
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宇治市源氏物語ミュージアム(京都府宇治市宇治)で、紫式部の足跡と伝承に迫る企画展「紫式部と源氏物語」が開かれている。紫式部の和歌などを紹介する企画展を開催中の文化観光施設「時雨殿」(京都市右京区)と連携して入館料を割り引くなど、「紫式部」をテーマに秋の観光シーズンを盛り上げるという。
宇治市教委と時雨殿を運営する小倉百人一首文化財団が主催する。両館が連携するのは初めてという。
同ミュージアムの展示は、生涯に不明な点が多い紫式部のさまざまな伝承に焦点を当て、絵画や供養塔、能などを紹介。江戸以降に広まった挿絵入り写本や注釈書、墓が記されている名所図会などを並べ、人々の紫式部への愛着を浮かび上がらせた。
展示作品は計90点。源氏物語図屏風(びょうぶ)(江戸時代)や、注釈書「湖月抄」(同)、月を見る紫式部が描かれた石山寺縁起絵巻(室町時代)の写真パネルなど。屏風は展示替えがある。11月29日まで。
時雨殿では12月23日まで「紫式部と女流歌人たち」と題し、紫式部ら百人一首に選ばれた女性歌人を紹介している。
ミュージアムの企画展パンフレットや時雨殿のチケット半券で双方の入館料が割り引かれる。いずれも月曜(祝日はその翌日)休館。両館は「広く古典に親しむきっかけにしてほしい」と期待している。問い合わせは同ミュージアムTEL0774(39)9300。 |
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