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登録日: 2008.01.20 記事: 2542
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日時: Fri Sep 18, 2015 7:45 am 記事の件名: 新選組・芹沢鴨の冥福祈る 京都の八木邸で法要 |
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幕末の京都で活動した新選組の筆頭局長を務めた芹沢鴨(せりざわかも)をしのぶ法要が16日、暗殺の現場となった京都市中京区の八木邸で営まれた。約30人の参列者が豪快な逸話を残す芹沢の冥福を祈った。
芹沢は文久3(1863)年9月に暗殺された。新選組の屯所だった八木家と京都新選組同好会は、内々に続けてきた法要を昨年から公に営んでいる。
法要には八木家の八木勢一郎さんらが参列した。読経の中、ドラマ「新選組血風録」で芹沢を暗殺した側の土方歳三役を演じた栗塚旭さん(78)も焼香し、「芹沢がいたからこそ新選組が成立した。役者は自分が演じた役が好きだけど、私は大親分のようで男らしい芹沢が新選組で最も好きだった」と話した。
水戸藩出身の芹沢は、1863年に清河八郎の浪士組に加わり入洛。清河が江戸に戻った後も近藤勇や新見錦らと京都に残り、壬生浪士(新選組の前身)の筆頭局長を務めた。だが、乱暴な振る舞いが多かったとされ、近藤や土方と対立し、暗殺された。 |
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