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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Sun Nov 27, 2022 5:40 pm 記事の件名: 京都の紅葉はクライマックス 源光庵「悟りの窓」から見る庭園の |
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紅葉シーズンも終盤となる中、洛北の古刹・源光庵(京都市北区)で見ごろの紅葉と散り始めたモミジがお堂の窓を彩っている。本堂にある円い「悟りの窓」や四角い「迷いの窓」を額縁のようにして、庭を眺めることができる。その風情ある光景がテレビCMやポスターなどに使われるなど、評判の高い紅葉の名所。人気のない開門前に取材すると、境内は柔らかな光と静かな空気に包まれていた。
源光庵は1346年に大徳寺の僧によって開創され、江戸期に再興された際に曹洞宗になった。
悟りの窓は「禅と円通」の心を現し、円は大宇宙を表現している。鮮やかな紅葉とコケを覆う「散りモミジ」、サザンカを、窓枠をフレームに見立ててシャッターを切る。
迷いの窓の角型は「人間の生涯」を意味し、生老病死を現している。赤やオレンジにグラデーションを描く木々が窓の向こうに広がる。
「悟りの窓」(左)と「迷いの窓」が並ぶ。見る角度によって異なる趣がある。
同寺によると「天候にもよるが11月いっぱいは紅葉が楽しめるのでは」と予想している。拝観料が必要。 |
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