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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Wed Nov 02, 2022 5:35 pm 記事の件名: 祇園東の「祇園をどり」華やかに開幕 3年ぶり、秋の古都彩る |
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花街・祇園東の舞踊公演「祇園をどり」が1日、京都市東山区の祇園会館で始まった。秋の京都を彩る公演だが新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。小雨の降るなか訪れた観客が、舞台上の芸舞妓に向けて盛んな拍手を送った。
今年の演題は八坂神社の四季を題材とした「蘇民将来末弥栄(そみんしょうらいすえのいやさか)」。大みそかの行事「おけら詣(まい)り」で幕を開けた後、年明けの「かるた始め式」にちなんだ場面では舞妓が愛らしい舞を見せた。
祭神・素戔嗚尊の怒りを天宇受売命(あめのうずめのみこと)が鎮めようとする姿を描く場面では、芸妓2人が息のあった動きを披露し、観客を引き込んだ。恒例のフィナーレ「祇園東小唄」では紅葉に包まれた祇園東かいわいの風景が立ち現れ、出演者の総踊りで華やかに幕を閉じた。
祇園をどりは10日まで。毎日午後1時半、4時の2回公演。1等席5千円、2等席3500円。祇園東歌舞会075(561)0224。 |
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