管理人 Site Admin
登録日: 2008.01.20 記事: 2543
|
日時: Tue Feb 07, 2023 6:14 pm 記事の件名: 嵐山に新たなシダレザクラ植樹 水害で枯れた木の後継「シンボル |
|
|
桜の名所として知られる京都市右京区の嵐山公園中之島地区に、枯れたシダレザクラの後継となる若木が植樹された。京都西ロータリークラブの役員らが新たな“シンボルツリー”への期待を込めて土をかけた。
同地区には1959年、円山公園(東山区)のような象徴的な木をとの思いで、植藤造園(右京区)の16代目当主・佐野藤右衛門氏によってシダレザクラが植えられた。その後一度植え替えられ、2013年には台風18号禍で周辺が浸水。もともと弱っていた木がさらに衰弱して主幹が枯れ、回復も見込めなくなった。
同クラブは創立65周年記念事業の一環で、植樹を企画。土を入れ替えるなど準備を進め、円山公園のシダレザクラの種から植藤造園が育てた高さ約6メートルの若木を植えた。今春には花を咲かせるという。
6日に行われた式典で、同クラブの佐川公也会長は「想像していたより立派な木。皆さんにかわいがっていただき、『渡月桜』として伝えていければ」と思いを語った。 |
|