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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Mon Apr 25, 2022 3:41 pm 記事の件名: 京都の花街・上七軒の舞踊公演「寿会」始まる 春季開催は60年ぶ |
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花街・上七軒の舞踊公演「寿会」が24日、京都市上京区の上七軒歌舞練場で始まった。出演者17人の中には若手の芸舞妓も多く、みずみずしい舞で観客を魅了した。
秋を彩る公演として知られる寿会を春季に実施するのは、1962年以来60年ぶり。古典演目を中心とする寿会を通して、芸舞妓が研さんを積む機会にしたいとの狙いという。
大和楽の演目「うぐいす」には舞妓6人が勢ぞろい。紅白の梅を背景にたおやかな舞を披露し、片思いに悩み恥じらう娘心を表現した。公演終了後、今月中旬に店出ししたばかりの舞妓のさと葉さん(16)は「長い帯で舞うのに緊張したけど、楽しく笑顔で舞うことを心掛けました」とほほ笑んだ。
長唄「名水一桶」は狂言ふうの演目で、北野大茶会のための名水をくみに行った使いと主人のやりとりをコミカルに描く。主人役を演じる芸妓組合長の梅嘉さんは「役作りをする舞台は久しぶり。皆さんに楽しんでもらいたい」と語った。
寿会は30日まで。8千円。チケットの問い合わせは上七軒歌舞会075(461)0148。 |
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