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登録日: 2008.01.20 記事: 2542
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日時: Tue Mar 29, 2022 4:23 pm 記事の件名: 北条義時の花押、国宝の書状を初公開 京都・醍醐寺で春期特別展 |
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京都市伏見区の醍醐寺で、鎌倉時代の寺宝を中心とする春期特別展が始まった。鎌倉幕府の執権・北条義時の花押(かおう)がある国宝の書状を初公開するほか、水晶の容器に納められた仏像、春にちなんだ所蔵品など約90点が並ぶ。
初公開の「関東下知状」は、醍醐寺が所領の地頭について訴えたトラブルについて、幕府の裁決を伝える1222年の文書。義時の自筆とみられる「陸奥守」の文字や花押が書かれている。
13世紀に描かれた般若菩薩曼荼羅(まんだら)図や毘沙門天図像などの重要文化財や国宝計43点も並ぶ。2002年に発見された「水晶宝龕入(ほうがんいり)阿弥陀如来立像」も公開する。
ほかにも春をテーマに、俵屋宗達の「舞楽図屏風(びょうぶ)」や、豊臣秀吉らが醍醐の花見で詠んだ和歌の短冊などが並び、目を引いている。
5月5日まで。4月5〜12日は休館。有料。 |
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