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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Tue Dec 28, 2021 4:56 pm 記事の件名: 「北野をどり」来年は秋開催 コロナ感染防止で異例 |
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上七軒歌舞会(京都市上京区)は、春恒例の舞踊公演「北野をどり」を2022年は秋に行い、秋公演の「寿会」を春に実施することを決めた。新型コロナウイルス感染拡大防止が理由。3年ぶりに開催予定の春の公演は、異例の形となる。
北野をどりは例年、京都五花街の春公演のトップを切って3月に行われるが、20年と21年は新型コロナの影響で中止となった。
上七軒歌舞会によると、公演のフィナーレを飾る恒例の「総踊り」では芸舞妓全員が舞台に立つため、「密」を避けにくいという。また、21年にデビューしたばかりの新人が多く、新作の舞踊劇を披露する北野をどりよりも、古典演目を中心に日頃の稽古の成果を発表する寿会を先に行う方がふさわしいと判断した。
北野をどりを秋に実施した例は1961年の第10回公演のみといい、上七軒歌舞会は「今回はあくまで例外。2023年は早春の北野をどりに戻したい」としている。寿会は4月24〜30日の7日間で、チケットの発売は2月上旬を予定している。 |
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