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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Sat Nov 13, 2021 5:22 pm 記事の件名: 西行も歌に詠んだ紅葉の名所が復活 三室戸寺でカエデ成長、見ご |
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江戸時代には紅葉の名所として知られていた京都府宇治市莵道の三室戸寺で、往時の風情を取り戻そうと約10年前から植えていたカエデ約500本が成長し、見頃を迎えている。赤や黄色の木々が庭園や周囲の山を彩っている。
同寺の紅葉は平安時代に西行の和歌に詠まれ、室町時代の関白近衛政家も日記で称賛。江戸時代には「宇治十二景」に数えられたが、本堂前のカエデの大木が約20年前に枯れるなどし、紅葉シーズンに訪れる人は比較的少なくなっていた。
「古くからの名所を復興させたい」と2010年から数年かけて、境内のカエデを大幅に増やした。山の斜面に植えた苗木の下草を刈るのに苦労したというが、成長したカエデが真っ赤に色づいており、11月末までがピークだという。
同寺はツツジやアジサイが有名だが、伊丹光恭住職(78)は「紅葉の隠れた名所だとも知ってほしい」と語った。
午前8時半〜午後3時半。拝観料が必要。 |
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