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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Tue Oct 26, 2021 3:26 pm 記事の件名: 紅葉間近の境内に異彩放つ花 金戒光明寺塔頭で初開花 |
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中国・雲南地方原産の植物「地湧金蓮(ちゆうきんれん)」が京都市左京区の金戒光明寺(くろ谷)の塔頭・西雲院で初めて咲いた。バショウ科の植物で、バナナのような葉の中に黄色い「苞(ほう)」がある南国風の花。紅葉シーズン間近の寺で異彩を放っている。
地湧金蓮は、大阪で1990年に「国際花と緑の博覧会」が開かれた頃に日本に入ってきた。府立植物園(左京区)でも栽培されていて、通常は初夏に開花する。苞とその付け根にある小さな花が次々と開き、霜が降りる頃まで咲き続けるという。
西雲院では、橋本周現住職が数年前に株を入手し、3年ほど前に境内に地植えした。花が咲いたのは今シーズンが初めてで、「季節外れの開花だが、苞がハスのようで寺にふさわしい。ようやく咲いてくれてうれしい」と喜ぶ。境内は自由拝観可。 |
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