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登録日: 2008.01.20 記事: 2492
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日時: Sun Sep 05, 2021 4:55 pm 記事の件名: 四季のバラ園、来春オープンへ 滋賀・草津川跡地公園 |
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草津川跡地公園「de愛ひろば」(滋賀県草津市大路2丁目)で、年間を通じて色とりどりの花を咲かせるバラ園の整備計画が進められている。JR草津駅に近い「街のオアシス」に新たなにぎわい創出が目的で来春のオープンを目指す。バラの維持管理は市民に任せる方針で同公園の指定管理者は「市民にきれいな花を見てもらうことで管理を担う人の生きがいになれば」と願う。
指定管理者の構成企業である京阪園芸は「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)や、びわ湖大津館など県内外約10カ所でバラ園を管理。得意分野を生かしたバラ園構想を昨年4月から温めてきた。
計画でバラ園は高低差のある植物を組み合わせた「ボーダーガーデン」の一角に整備。約80平方メートルの広さに四季咲きを中心に約50種類100株を植え、あずまややアーチもしつらえる。監修はローズソムリエの小山内健さんが担う。来年1月から施工、同4月ごろの新設を予定する。
今回の特徴の一つが市民による維持管理だ。既にサークル「くさつロザリアン倶楽部」が発足し、メンバー15人は来春まで京阪園芸の社員らから学ぶ講座を受ける。
公園の施工費はクラウドファンディング(CF)での調達を目指し、500万円を目標に来月下旬から募集を開始する。目標未達成でも整備を進めるという。総括責任者の池田拓朗さん(42)は「バラ園が公園の新たな名所となってほしいのはもちろん、バラを管理する市民がここで磨いた技術を別の場所で生かし、花と緑にあふれた街を広げる一助になれば」と期待する。
de愛ひろばは2017年4月開園。広さ3万7千平方メートルで昨年度は約33万人が訪れた。 |
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