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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Wed Aug 11, 2021 5:06 pm 記事の件名: 細見美術館で茶室「古香庵」特別公開 七夕テーマの室礼に 8月1 |
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実業家の細見古香庵(1901〜79年)に始まる細見家3代が集めた神道・仏教美術や茶の湯美術、琳派・伊藤若冲の江戸絵画などを所蔵する細見美術館(京都市左京区)で8月13〜15日、美術館の最上階3階にある茶室「古香庵」が特別公開される。
同館で先ごろ開催された展覧会「日本の色 吉岡幸雄の仕事と蒐集(しゅうしゅう)」に合わせた茶室の特別公開が好評であり、一昨年に亡くなった吉岡さんが5代目当主を務めた染色工房「染司(そめのつかさ)よしおか」(東山区)の協力を得て、新たに七夕をテーマにした室礼(しつらい)にした。吉岡さんの愛用品で書斎を再現した特別展示もある。
細見美術館によると、茶室古香庵は、京都の数寄屋建築の名匠、故中村外二棟梁の遺作として知られる。その端正な伝統美と、美術館本体の個性的な現代建築が絶妙に調和した空間。東に向かって開放され、東山の峰々が一望できるという。
茶室の特別公開は午前10時半から午後3時半。無料。同美術館では期間中、展覧会「細見コレクション 集う人々〜描かれた江戸のおしゃれ」(有料)を開催している。 |
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