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管理人 · Site Admin 登録日: 2008.01.20 記事: 2533

「あじさい寺」とも称されるアジサイの名所、三室戸寺（京都府宇治市莵道滋賀谷21）で、6月1日から「あじさい園」が公開される。西洋アジサイ、ガク（額）アジサイ、カシワバ（柏葉）アジサイ、「幻のアジサイ」とも言われるシチダンカ（七段花）など約50種、2万株のアジサイが杉木立の間に咲き誇る。同寺は「例年より10日くらい早い開花で、6月上旬には見頃を迎えそう」という。公開は7月11日まで。

　今季は新たに、本堂に続く60段の石段に、鉢入りのアジサイ赤60鉢、白270鉢、青270鉢を並べ、「あじさい昇龍図」としてお披露目する。寺に伝わる摩尼宝珠曼荼羅（まにほうじゅまんだら）に描かれた、宝の珠を護持する龍にちなみ、昇龍と宝珠を表現。新型コロナウイルス感染拡大の収束と景気回復を願い、6月10日ごろまでの公開を予定している。

　「あじさい園」は午前8時半から午後4時半まで。拝観料は大人800円、子ども400円。