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　京都市北区上賀茂の大田神社で、国の天然記念物に指定されているカキツバタが咲き始めています。境内に広がる約2千平方メートルの大田ノ沢に約2万5千株が自生しています。平安時代から鎌倉時代にかけての歌人藤原俊成が、一面のカキツバタを恋心に例えて詠むなど、古くから名所として親しまれてきました。同神社によると、今年は例年よりも2周間ほど早く開花したといい、見頃も例年より早く、4月下旬になりそうです。