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登録日: 2008.01.20 記事: 2495
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日時: Mon Jan 11, 2021 3:34 pm 記事の件名: 幕末の志士に思いはせ、法話や時代劇 新選組と西本願寺門前町の |
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幕末の京で活躍した新選組とゆかりの深い京都市下京区の西本願寺門前町の歴史を学ぶ催しが9日、同区の一念寺であった。法話や時代劇が披露され、参加者たちが激動の時代を生きた志士たちに思いをはせた。
西本願寺や七条堀川周辺に活動拠点の「屯所」を置くなどした新選組と地域の関わりを発信しようと、住民らでつくる「京都はんなり観光おもてなし隊」(伏見区)が企画した。
一念寺の谷治暁雲住職(48)は、大所帯となった新選組が屯所を壬生(中京区)から倒幕派だった西本願寺の敷地内に移転させた経緯を紹介し、「寺が建つ土地にあった屋敷当主の富島頼母(よりも)が屯所移転を取り持った」と説明。「屯所移転により、西本願寺周辺の景気も良くなった」と話した。
続いて、乙訓地域を拠点に活動する劇団「乙訓戦国つつじ」(京都府長岡京市)が、新選組幹部ながら苦悩の末に組織を脱して切腹した山南敬助を熱演。刀を振り上げて敵を討つ迫力あるシーンや、自身の思いと隊の方針に板挟みになった山南が苦悩する姿を演じた。
新型コロナウイルス感染防止対策として、催しの様子はオンライン配信もされた。 |
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