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登録日: 2008.01.20 記事: 2542
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日時: Tue Dec 08, 2020 5:45 pm 記事の件名: 舞妓さんもマスクで観劇「花街総見」 顔見世の京都・南座彩る |
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京都の師走の風物詩、南座(京都市東山区)の顔見世興行を、京都五花街の芸舞妓たちが観劇する「花街総見」が7日始まった。芸舞妓は新型コロナウイルスの感染予防でマスクを着け、白塗りの化粧ができないことから、今年は「からげ」と呼ばれる普段の着物姿で、舞台を見守った。
舞踊や三味線など、芸事の学びを兼ねた恒例行事で、初日は祇園甲部の芸舞妓が劇場を訪れた。例年、桟敷席から舞台を見守るが、コロナ禍で1席ずつ間隔を空けて座ることから、1階席にも広がって着席。落ち着いた装いながら、劇場を華やかに彩った。
舞妓が師走の装いで身に着ける「まねき」をかたどった花かんざしは、ひいきの歌舞伎俳優に名前を書き入れてもらう習わしだが、今年は楽屋を直接訪ねられないことから劇場が、まとめて預かり、役者との間を仲立ちした。14日までに先斗町、上七軒、祇園東、宮川町の順に観劇する。
また、新型コロナの濃厚接触者として、初日から休演していた片岡仁左衛門さん(76)が、7日から舞台に復帰した。 |
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