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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Sun Sep 06, 2020 5:31 pm 記事の件名: 秀吉好みの金箔瓦、間近に 桃山時代の遺物、図書館で展示会 |
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豊臣秀吉が好んだ金箔(きんぱく)瓦など桃山時代の遺物を並べた展示会が、京都市左京区の京都府立図書館で開かれている。府庁周辺などで出土した11点を通じ、京・伏見で花開いた文化の一端を伝える。
公開している金箔瓦は豊臣家が用いた桐紋のほか、織田信雄の木瓜(もっこう)紋や前田利家の梅鉢紋といった大名の家紋入り。秀吉が築いた聚楽第周辺の武家屋敷にふかれた屋根瓦とされ、瓦の凹部に金箔を施した織田期に対し、凸部に貼った豊臣期の特徴を確かめられる。
桃山茶陶の一つ、織部焼も並べ置く。府庁周辺に屋敷があった豪商や町衆の愛用品とみられる。千利休高弟の古田織部が関わり、「へうげもの」と称された自由な形や文様に触れることができる。
入場無料。府立図書館が2階ナレッジベースで9月13日まで催す。7日は休館。 |
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