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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Mon Mar 16, 2020 5:57 pm 記事の件名: 樂焼「用の美」鮮やか 懐石の器や土瓶、茶事流れ紹介 京都の& |
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樂焼「用の美」鮮やか 懐石の器や土瓶、茶事流れ紹介 京都の美術館で特別展
樂歴代の名品を紹介する春期特別展(京都新聞など主催)が、京都市上京区の樂美術館で開かれている。「用の美―作陶の広がり―」をテーマに、懐石の器や菓子皿のほか土瓶なども並び、訪れた人の目をひいている。
樂焼のルーツは、緑や黄、褐色(かっしょく)の色釉(いろゆう)を使った中国・明時代の三彩技法にある。歴代は、こうした技法を生かし、赤と黒の樂茶碗以外に、彩り豊かな器も手掛けてきた。
ユーモラスな絵が施された十二代弘入作大津絵汲出(くみだし)茶碗や樂家の正月行事「焼初(やきぞ)め式」で豆腐田楽に使う十一代慶入作赤樂田楽皿、鮮やかな緑釉が印象的な五代宗入作三彩瓔珞文(ようらくもん)鉢など、茶事の流れを想定して紹介している。
新型コロナウイルスの感染拡大防止で美術館などの休館が続く中、開館に合わせて訪れた人も多かった。6月28日まで、月曜休館。有料。 |
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