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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Fri Nov 29, 2019 4:25 pm 記事の件名: 錦秋の明かり名庭園彩る 新進画家の大作も共演、滋賀・青岸寺 |
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滋賀県米原市米原の青岸寺の庭園でライトアップが29日から始まる。点灯期間中に、同市出身の日本画家の個展や、読経に合わせて描いた絵を寺院の空間に映し出す「経画」などの催しが開かれる。
青岸寺の庭園は、観音が住む補陀落山(ふだらくさん)の世界を表現し、国の名勝庭園に指定されている。雪つりが施された松や、モミジが淡いオレンジ色に照らされ、いつもとひと味違った風景を楽しめる。
個展を開く日本画家西川礼華さん(30)は、京都市立芸術大大学院を修了。2016年度、県が若手芸術家に贈る「次世代文化賞」を受賞した。個展のために仕上げた2枚の大作は、朽ちていく花をデッサンする中で生まれたイメージを基に制作した。畳の上に設置した作品は、堂内の雰囲気と響き合う。「座って鑑賞して、新しい感覚を発見してもらいたい」と話す。
ほかにも、アカペラコンサートが14日に、「経画」が15日に催される。ライトアップは12月15日まで午後6時〜8時半に行う。火曜休。有料。 |
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