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新選組土方歳三の「忘れ物」か 滋賀、草津宿で煙管入れ発見

 
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登録日: 2008.01.20
記事: 2492

記事日時: Fri Jul 26, 2019 4:10 pm    記事の件名: 新選組土方歳三の「忘れ物」か 滋賀、草津宿で煙管入れ発見 引用付きで返信

 滋賀県草津市教育委員会は25日、国史跡・草津宿本陣(同市草津1丁目)から、宿泊した新選組隊士の煙管(きせる)入れなど、幕末期の旅人の忘れ物18点が見つかったと発表した。それぞれに「失念物」として日付や置き忘れた場所などを記した紙札がくくり付けられており、市教委によると、煙管入れは「土方歳三ら幹部級の持ち物の可能性が高い」という。

 本陣は江戸時代に街道を通った公家や大名が宿泊や休憩に利用した施設で、同本陣は現存する本陣では最大級。見つかった忘れ物は土蔵内のたんすの引き出しに保管されていた。

 煙管入れは、木の筒と、木の筒を入れる籐(とう)製の筒、黒い木綿袋のセットで、長さはいずれも17・5センチ。袋に付けられた和紙に「新選組様 五月九日御泊 壱番間ニ御失念物」と書かれていた。筒のふたはなく、煙管も入っていなかった。

 市教委によると、同本陣の「大福帳」(利用記録簿)に、慶応元(1867)年の同日に「土方、斎藤一、伊藤甲子太郎、藤堂平助ら新選組隊士32人が謝礼を払った」との内容の記録があり、江戸で隊士を募り、京へ戻る途中に宿泊したとみられるという。「壱番間」は幹部級が泊まった可能性が高いという。

 他に保管されていたのは、寺社のお札(ふだ)が入ったお守り袋9点、携帯用筆記具の矢立(やたて)2点、すねに巻く布製の脚半(きゃはん)1点など。お守り袋の一つは安政2(1855)年に明石藩一行が本陣の風呂場に忘れ、矢立の一つは文久2(1862)年に大洲藩の関係者が草津宿の旅籠(はたご)に忘れたと紙札に記載されている。

 市教委は2018年から3年計画で所蔵史料調査を進めており、これら18点は今年3月発見した。調査委員長の渡辺和敏愛知大名誉教授(交通史)は「本陣の調査は20カ所以上関わったが、忘れ物を整理して保存しているのを確認したのは初めて。本陣を運営した田中家がお客を大切にしていたと分かる」と話す。

 18点は8月1〜18日に草津宿街道交流館(草津3丁目)で展示する。5、13日休館。観覧料必要。
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