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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Fri Oct 10, 2014 5:01 pm 記事の件名: 芹沢鴨、初めて公に法要 暗殺の地、京都・八木邸で |
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幕末の京都で活躍した新選組(壬生浪士組)の筆頭局長芹沢鴨をしのぶ法要が9日、京都市中京区の八木邸で営まれた。参列者たちは、激動の時代を生きた名物局長の威風に思いをはせた。
新選組の屯所だった八木家と京都新選組同好会の主催。文久3(1863)年9月に芹沢が八木邸内で暗殺されてから150年以上がたち、あらためて功績を顕彰しようと、節目ごとに内々に営んでいた法要を初めて公にした。
法要には八木家次期当主の八木勢一郎さん(44)や会員ら約30人が参列し、読経の中、焼香して静かに手を合わせた。芹沢とともに亡くなったお梅と平山五郎の供養もした。
常陸(茨城県)出身の芹沢は、1863年に清河八郎の浪士隊に加わり入洛。清河が去った後も近藤勇や土方歳三らと京都に残り、治安を守る壬生浪士組の筆頭局長を務めた。しかし、近藤や土方と徐々に対立し、八木邸で暗殺された。
八木さんは「先祖から『酒さえ飲まなければひとかどの人物だった』と聞いた。法要が再評価のきっかけになればいい」と話していた。 |
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