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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Wed Jan 23, 2019 3:47 pm 記事の件名: 壬生狂言「紅葉狩」の衣装新調 京都、4月公演でお披露目印刷用 |
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京都市中京区の壬生寺は22日、「壬生さんのカンデンデン」として知られる壬生狂言(国重要無形民俗文化財)の「紅葉狩」で使用する新しい衣装を発表した。もみじの葉を散らした薄い緑色の着物で、春の公演から使用する。
紅葉狩は鬼が美女に化けて、武将平維茂(これもち)を酒宴に誘う物語。今回は鬼役が打ち掛けの下に着る衣装を新調した。
友禅作家澤井豊泉さん(65)=右京区=が手掛け、大阪府東大阪市の呉服商とその客ら約90人が寺に寄進した。「青すす竹色」と呼ばれる色で染められ、裾には山並みや、紅葉狩にちなみ青もみじが描かれている。
澤井さんは「山並みの遠近感を濃淡だけで描くのに苦労した」と話した。壬生寺の松浦俊海貫主(84)は「上品で演目にあった柄でありがたい」と感謝を伝えた。
4月29日〜5月5日の壬生大念仏会での公演から使用する予定。有料。 |
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