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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Sat Aug 16, 2014 4:46 pm 記事の件名: バオバブの「当たり年」 京都府立植物園 |
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京都市左京区の京都府立植物園で今年、バオバブの花が次々と咲いている。花が美しく、つぼみがほぼすべて咲く「当たり年」といい、ブログを連日更新してバオバブにのめりこんだと語る長澤淳一園長(57)は「まだこれからも咲く」と期待している。
バオバブはアオイ科の植物で、アフリカやオーストラリアなどに分布する。同園では7種を栽培しているが、花が咲くのはアフリカバオバブだけだ。
長澤園長がバオバブと出会ったのは1995年。当時、アフリカバオバブはセネガルから移植されて4年たっていたが、根が定着せずぐらぐら揺れるありさま。水や肥料をやるタイミングを手探りしながら4年後、開花にこぎ着けた。
以降、マダガスカルやオーストラリアからも移植。7種のうち6種は長澤園長が手がけた。今年の園カレンダーには現地で撮った写真が並んだ。
園長のブログでは通常、一つの花の紹介は1回だけだが、バオバブは14日までの約40日間で18回更新。「朝一番に温室に入って元気のいいバオバブの花を見てください」などと記載している。
また、来園者に「葉の新芽はゆがくとモロヘイヤのよう。ザーバオバブの幹は大根とナシの間のような味と食感」と話して驚かせたこともあった。
「年々開花時期が早くなっている」と気をもむ。すでに60輪以上が咲いたが、まだ10輪ほど咲く見通しといい、「8月いっぱいは楽しめます」という。有料。 |
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