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登録日: 2008.01.20 記事: 2492
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日時: Sat Jul 28, 2018 5:58 pm 記事の件名: 唐織や能面、片山家の装束ずらり展示 京都文博 |
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京都を代表する能楽師・片山九郎右衛門家に代々伝わる逸品を間近で見られる夏恒例の「能装束・能面展」が27日、京都市中京区の京都文化博物館で始まった。能装束は400年以上前から現代までの京都で織られた唐織を並べ、能面は室町時代からの女面をずらりと展示した。
片山家は京都の観世流を率いるシテ方。東山区の新門前通にある自宅の蔵に能装束約400点、能面約300点などを代々伝える。
今年は「道成寺」や「楊貴妃」などでも使われる唐織や「翁」の狩衣(かりぎぬ)など約20点の能装束を展示。解説を務めた九郎右衛門さんは「道成寺に使う唐織はへこたれるほどの重さで、舞うのが大変です」と話した。
能面は、「小面」「増女」「深井」などの女面15点を若い順から並べて、見比べてもらう趣向にした。
29日まで。午前10時〜午後6時(29日は5時)。入場無料。随時解説があるほか、28日午後2時からは能装束を手掛ける西陣織の老舗「渡文」の渡辺尚美氏が「片山家の能装束」と題して講演する。主催の片山家能楽・京舞保存財団の事務局075(222)1661。 |
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