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登録日: 2008.01.20 記事: 2492
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日時: Thu May 24, 2018 5:09 pm 記事の件名: 国内最大級の立体花壇、22年の歴史に幕 京都、宇治市植物公園 |
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宇治市植物公園(京都府宇治市広野町)の巨大立体花壇「花と水のタペストリー」で、草花を使った絵柄の表現が今作の「七夕」を最後に終了する。開園以来22年にわたり、公園のシンボルとして親しまれてきたが、市の歳出見直しで打ち切りが決まった。公園側は常緑樹で絵柄を表現し続けられないか検討している。
タペストリーは幅62メートル、高さ18メートル。斜面に3675基のプランターを並べ、花や葉の色で絵を描き出してきた。公園によると、立体花壇としては国内最大級という。
年4、5回模様替えし、平等院や紫式部、茶摘みの風景など市の歴史や文化にちなむ題材や毎年のえとなど幅広い絵柄で入園者の目を楽しませてきた。えとを表現した作品の写真を年賀状に使った人も少なくない。
しかし、財政健全化を目指す市は、2千万円の削減を見込んで終了を決めた。
草花での最後の絵柄「七夕」は、1996年10月の開園以来、92作目。コリウスの葉やベゴニアの花など10色で天の川を挟んだ織り姫とひこ星を描いている。8月下旬まで楽しめるという。
今後について、公園は草花に代わって黄や赤の葉の常緑樹でより単純に表現できないか検討を進めている。絵柄も年1、2作に絞る。 |
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