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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Mon Dec 04, 2017 5:23 pm 記事の件名: 重文指定後初「聴竹居」紅葉あでやか 京都・大山崎 |
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戦前の木造モダニズム建築の代表作とされる国重要文化財「聴竹居」(京都府大山崎町大山崎)で2日、恒例の「紅葉をめでる会」があった。重文指定後初の開催で、多くの人が訪れてモミジの赤に囲まれた建物に見入った。
管理を担う一般社団法人「聴竹居倶楽部(くらぶ)」が新緑と紅葉の時季に行い、予約不要で建物を見学できる。
来場者は、外から涼しい風を取り入れる土管「クールチューブ」や太陽の高さを計算して作られたひさしなど、随所に施された工夫について倶楽部メンバーから説明を受けた。縁側一面のガラス窓には、庭園のモミジが広がり「きれい」と感嘆の声が上がった。
聴竹居は、京都帝国大教授を務めた建築家、故藤井厚二が1928年に建てた自邸。環境工学を取り入れた和洋融合の名建築として名高い。7月31日付で重文指定の告示を受けた。 |
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