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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Mon Dec 04, 2017 5:14 pm 記事の件名: 芝翫さん襲名「芸道に精進」 顔見世で劇中口上 |
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1日開幕した京都の「顔見世興行」で、襲名を披露している橋之助改め中村芝翫(しかん)さん(52)は、夜の部の劇中に口上を述べ、芸道への一層の精進を誓った。今年の顔見世は南座が耐震改修中のためロームシアター京都(京都市左京区)を会場にしており、例年より約1週間短い18日まで続く。
芝翫さんは、昼の部で「義経千本桜」の知盛、夜の部で「人情噺(ばなし)文七元結(もっとい)」の左官長兵衛に出演した。文七元結は、落語を基にした芝居とあって劇場を和やかな雰囲気に包んだ。劇中口上では人間国宝の片岡仁左衛門さん(73)ら共演の俳優が並ぶ中、芝翫さんは市井の江戸っ子である長兵衛のふん装のまま、「(芝翫は)大きな名跡。先祖の名を汚さないよう、なお一層芸道に精進する所存です」と決意を述べた。
また、芝翫さんの子息で同時に襲名披露する橋之助さん(21)、福之助さん(20)、歌之助さん(16)の3兄弟は、夜の部では「俄(にわか)獅子」などに出演し、粋な鳶頭(とびがしら)の風情を踊りでみせた。 |
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