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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Mon Nov 13, 2017 5:07 pm 記事の件名: 静寂な空間で錦秋のひとときを 京都・丹波地域の紅葉名所 |
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紅葉と言えば、京都市内の寺社が有名だが、丹波2市1町にも、隠れた名所が点在する。人混みと離れた静寂な空間で、錦秋のひとときを過ごしてみませんか。
■苗秀寺(京都府亀岡市)
静かな山寺の参道を、真っ赤なモミジが染めている。亀岡市薭田野町の苗秀寺では1991年から檀家(だんか)らの手でモミジの木を境内に植えており、現在約200本に増えた。
今年は例年より色づきが早く、すでに見頃を迎えた。鮮やかなモミジのトンネルになっており、訪れた人が、青空とのコントラストに見とれていた。
・苗秀寺(亀岡市薭田野町佐伯大門47)。無料。京都縦貫自動車道亀岡ICから車で約10分。0771(22)0811。
■浄光寺(京都府京丹波町)
京丹波町安井の浄光寺境内には、雌雄の木が寄り添うように立つ「夫婦(めおと)イチョウ」が黄色に染まり、参拝者の目を楽しませている。風で枝が揺れる度にギンナンの実が境内一面に敷いたシートに落ちてパチパチと音を響かせている。
夫婦イチョウは樹齢推定500年で町指定文化財。雌の木の幹周りは約4・5メートル、雄は2・1メートルで、2本の木は根元で合わさり、根回りは8・5メートルある。
新発田辰哉住職(36)は「葉が落ちきった後は、みんなで掃除をします。地域のシンボルのように愛して下さってありがたい」と話す。 |
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