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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Fri May 12, 2017 1:56 pm 記事の件名: 黄色いボタン、新緑とコントラスト 滋賀・松尾寺 |
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滋賀県米原市上丹生の松尾寺で、黄色いボタンが花を開き始めた。花弁の淡い黄色とおしべの黄金色が、周囲の新緑と美しいコントラストを描いている。
同寺は、平安時代に最澄や空海とともに遣唐留学僧として中国に渡り、「大乗本生心地観経」を漢訳した高僧霊仙(りょうぜん)三蔵の出身地に近く、記念堂を建立して霊仙を顕彰している。
黄色いボタン「黄冠」は、上向きに咲くのが特徴。日本人でただ一人「三蔵」の称号を唐の憲宗皇帝から与えられた霊仙にちなみ、皇帝の色である黄色のボタンを2004年に境内に植えたという。
本堂前の斜面に12株が植えられ、株ごとに5〜8個のつぼみを付けている。近藤澄人住職(42)によると「今週末ぐらいが見頃で、今月中旬まで楽しめる」という。同寺TEL0749(54)0120。 |
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