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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Sun May 07, 2017 6:59 pm 記事の件名: 能楽一家の3きょうだい、能の魅力伝える 京都 |
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能楽一家の3きょうだいが京都の名所を舞台に能と能面の魅力を伝える「京都能案内」が6日、京都市左京区の無鄰菴で開かれた。参加者は携わる人々の思いや京都の歴史との関わりを知り、能の奥深さに触れていた。
能面作家の宇高景子さん(37)と金剛流能楽師の竜成さん(35)、徳成さん(31)が初めて企画した。
この日は、祇園祭の長刀鉾を飾る長刀を製作したとされる刀工で、能の題材にもなった「三条小鍛冶宗近」をテーマにした。
景子さんが能面の作り方を説明し、この日のために作った能「小鍛冶」に登場する「童子」の面を披露した。竜成さんは「室町時代の面を今でも現役で使っている」とし、演じる側の能面に対する考え方などを話した。
小鍛冶の内容を解説した後、徳成さんと竜成さんが一場面を演じた。最後は宗近と関連がある近くの合槌稲荷大明神を見学した。 |
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