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京都・山科は「文学の聖地」? 志賀直哉など33作品の舞台

 
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登録日: 2008.01.20
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記事日時: Wed Apr 26, 2017 4:22 pm    記事の件名: 京都・山科は「文学の聖地」? 志賀直哉など33作品の舞台 引用付きで返信

 京都市山科区の山科図書館が、文学作品を生かした観光客誘致に力を入れ始めた。活況を呈する京都観光だが、同区を訪れる観光客は3%にも満たない。そこで着目したのが文学。古典から人気作家のミステリーまで、山科が登場する作品は少なくない。他区に比べて低い「山科」の知名度向上につながるか。

 2015年に京都市内を訪れた観光客は5684万人と過去最高を更新した。しかし、市のアンケートで山科を訪れたと回答した人は2・7%。清水寺や嵐山といった人気スポットから離れ、「足を運んでもらうための動機作り」(同区役所)が課題となっている。

 このため、図書館は文学作品に目を付けた。昨年11月に第1弾として、梨木香歩さんの小説「家守綺譚(いえもりきたん)」を特集し、主人公が住んでいた琵琶湖疏水沿いを巡るツアーを企画した。

 定員25人で募集したところ、希望者が相次ぎ、予約開始からわずか2時間で満席となった。府外からは6人が参加し、梨木さんの大ファンという東京都昭島市の大学生櫛田果鈴さん(21)は「作品の風景描写を体感できた。京都には何度も来ているが、こういう観光の楽しみ方もあると気づいた」と話す。

 想定外の反響に、図書館はツアーの継続を決め、山科が登場する作品の情報を募った。先月、市民団体「山科の歴史を知る会」が33作品をリストアップし、今後はそのリストも参考に、大正期に区内に住んだ文豪志賀直哉の「山科の記憶」などを取り上げる方針だ。

 さまざまな文学作品の舞台として取り上げられている山科だが、「聖地」化するには難しさも。同会の岡本洋会長(64)は「戦後、急速に宅地開発が進み、今の街並みから古典の魅力を感じ取るのは困難」と指摘する。

 例えば、鎌倉時代に執筆された吉田兼好の「徒然草」。教科書にも載った「神無月のころ」には栗栖野地域が出てくるが、兼好が心打たれた閑静な山里をしのぶことはできない。また志賀直哉の邸宅も、1970年ごろに取り壊されている。

 仁科周博図書館長(64)は「『山科に立ち寄った』というだけで、記述が少ないものも多い。作家のファンの目は厳しく、満足するツアーが組めるか、不安もある」とした上で、清少納言や蝉丸が和歌に取り上げた滋賀県境の逢坂山に注目する。

 「歴史的に山科と大津は関係が深い。大津市の図書館とも協力し、観光客を引きつける企画を展開できれば」と、大津との連携に活路を見いだす考えだ。
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