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登録日: 2008.01.20 記事: 2492
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日時: Sat Feb 25, 2017 8:04 pm 記事の件名: 「お茶の京都」とタイアップ 利休の茶室「待庵」生かす |
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京都府の大山崎町は2017年度、府南部の「お茶の京都」とタイアップした事業に取り組む。茶人・千利休の手がけた国宝茶室「待庵」(同町大山崎)がある歴史を生かし、町の観光振興につなげる。
お茶の京都は北部の「海の京都」、北中部の「森の京都」に並ぶ府の地域振興戦略の一つ。茶どころの山城地域12市町村が対象で府は地元と連携し、観光振興組織(DMO)による観光地域づくりや「お茶の京都博」開催などに新年度から乗り出す。
そこで町が目を付けたのが利休ゆかりの地域資源。乙訓地域は、お茶の京都の表玄関でもあり、近接する山城地域のイベントに相乗りして、お茶を縁に町の魅力を発信することにした。新年度当初予算案に関連経費100万円を盛り込んだ。
町によると、具体的な事業内容の検討はこれからだが、宇治茶や茶畑景観の魅力を発信する「お茶の京都博」(4月開幕)と連携したPRのほか、町歴史資料館で千利休を取り上げる企画展などを開催する方向で検討に入る。
町は近年、岐阜県関ケ原町や堺市との観光連携に取り組む。町政策総務課は「町内には歴史文化など多種多様な観光資源がある。今後もテーマを見つけて積極的に連携を仕掛け、地域をアピールしたい」としている。 |
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