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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Mon Nov 07, 2016 4:55 pm 記事の件名: 千宗左家元、喜寿の茶事紹介 京都、不審菴伝来の道具披露 |
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茶道表千家の千宗左家元の喜寿の茶事の様子を楽しむ特別展「而妙斎宗匠喜寿の茶事を訪ねる跡見展」(京都新聞など主催)がこのほど、京都市北区上賀茂桜井町の表千家北山会館で始まった。濃茶や薄茶席から懐石の献立まで、趣向を凝らしたもてなしが紹介されている。
千家元は2014年に喜寿を迎え、翌年2月から1年余りかけて炉の季節に、自祝の茶事を催した。また、今年4月には大寄せの跡見の茶会も開かれた。今回の特別展では、茶事で用いた不審菴伝来や家元好みの茶道具を披露している。
三代元伯宗旦が77歳の時に記したことが分かる「不審菴ノ詩」が床に掛けられたほか、喜寿の好み物として作られた吉祥平棗(ひらなつめ)やお祝いに職家一同から贈られた「楽未央」の文字を鋳込んだ阿弥陀堂釜などが並び、節目の華やぎを伝えている。
12月14日まで、11月7日と12月5日は休館。有料。 |
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