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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Fri Nov 27, 2015 6:00 pm 記事の件名: 千本ゑんま堂狂言を特別上演へ 京都・立本寺 |
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京都市上京区の千本ゑんま堂で毎年2月と5月に披露される「千本ゑんま堂大念仏狂言」が29日午後2時から、同区七本松通仁和寺街道上ルの立本寺で特別に上演される。今回は地元にゆかりの深い「土蜘蛛(つちぐも)」を演じる。保存会は「多くの人に来てもらいたい」と呼び掛ける。
千本ゑんま堂大念仏狂言は、「嵯峨」や「壬生」とともに三大念仏狂言に数えられる。せりふがあることや、独自の演目がある点が特徴。
当日は、地元にかつてあった蜘蛛(くも)塚にまつわる演目を披露する。源頼光の家臣たちが、僧に化けた土蜘蛛の精を退治するあらすじだ。
保存会のメンバーらは日中の仕事を終え、三々五々集まり練習を重ねている。保存会の戸田義雄会長は「演目の舞台となった場所の近くでできるのはうれしい。千本ゑんま堂の狂言を多くの人に知ってもらう機会にしたい」と意気込む。
同区の北野商店街が行う、町おこしイベント「洛中・洛外活性化プロジェクト」の一環で、落語家森乃福郎さんたちも出演する「北野寄席」の中で上演する。千円。
プロジェクトではこのほか、一条通七本松西入ルの「ゆいまーる」で、尾上松之助展(12月2〜4日)や琳派作品の展示(同7〜11日)もある。問い合わせは鳥井さん携帯電話090(9610)2012。 |
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